ステンドグラスの知識
施工 ステンドグラスの取り付けはフローとガラスと抱き合わせで入れる場合が多い。
ガラス工事の弾性シーラント施工と同様である。
ステンドグラスの取り付けは内側の押し縁が望ましい。
重量 1uあたり14〜15kgで6mmの厚みのガラスと同じ程度の重さである。
大きいステンドグラスを製作する場合デザインを分割して組み立てる。(約1u)
サッシを分けることにより組み合わせて作れる。
風圧 ステンドグラスのガラスは通常2〜3mmで鉛の桟で組まれているため
強い力が外部から加わると予想される。

状況では保護用のガラスを用いるかステンドグラスのサイズを小さくし
補強を十分入れる必要がある。

800×800mm程度のステンドグラスを補強を施すことで200kg/u風圧60m弱まで
耐えられることが
実験で示されている。
面内変形 地震などの際加わる力による変形であるが、弾性シーリング施工法を用いることで
ある程度効果を得られる。
熱割れ 熱割れは1枚ガラスの内部に大きい温度差が生じることから起因する。
ステンドグラスは数多くの
独立したガラス片から組み合わされ出来ているから
熱割れの心配はまずないと思ってよい。
結露 結露を防ぐ方法として湿度の低い良く晴れた日に施工を行うことが望ましい。
ドライヤーでよく乾燥させてから取り付ける方が良い。
法律知識

建築基準法施工令 87条
建設省告示 109号
日本建築学会

網入りガラスの使用義務
建築基準法で延焼の恐れのある部分の隣地境界線、
道路の中心部線から3mいないの場合
厚み6.8mmの網入りガラスが必要である。
(クロス・ヒシ・プロテックス